技術の先に、課題の芯がある。NUXIL代表・Shuji Yamagami

名古屋を拠点にNUXIL株式会社を率いるShuji Yamagami。大学基幹システムからWeb、MA・CRM、業務システム、AI活用まで——対応領域の幅は、小規模な改善からPayPay・ユニバーサルミュージック規模の案件まで及ぶ。いまはAIスプリントで、動く現物から本質的な問題解決へつなげている。

NUXIL株式会社 代表のShuji Yamagami。2021年、名古屋で独立。AIとWeb開発を掛け合わせ、「相談やレポートで終わらせない」——動くものをつくる会社として、中小企業の業務改善からナショナルクライアントのWeb・システム開発まで手がける。

株式会社O-DE(オーデ)のEngineering Partnerでもある。ブランディングと事業開発を担うO-DEと、技術実装を担うNUXIL——組織をまたいで、一気通貫のパートナーとして案件に入る。

彼の強みは、エンジニアリングの観点だけで問題を閉じないことだ。表面的な要望の奥にある根本課題を整理し、そこから解決策を設計する。AIをフル活用しながらも、手段が目的にならない進め方を徹底している。

NUXILという、翻訳者

AIと、現場の言葉のあいだ。

NUXILのコピーには、こうある。「私たちは、AIとあなたの会社を繋ぐ翻訳者です」。ChatGPTもClaudeも、名前は知っていても、「どこまで任せられるか」を判断するには、技術の言葉が要る——その橋渡しが、Shuji Yamagamiの仕事の中心にある。

1990年、福井県生まれ。大学基幹システムや自然科学研究機構向けのインフラ管理・システム開発を経て、Webマーケティング会社で開発部署の立ち上げ、サイト制作、MA・CRMツールの運用・開発を担当。2021年、NUXILを設立した。

講談社×攻殻機動隊のグローバルサイト、PayPay、Goldwin、ユニバーサルミュージック——実績は規模もジャンルもバラバラだ。専用AIツール、業務システム、コーポレートサイト、EC。小さなExcel業務の自動化から、数百万円規模の基幹開発まで、同じ視点で向き合う。

講談社 × 攻殻機動隊 グローバルサイト
講談社 × 攻殻機動隊 — グローバルサイト(NUXIL)
Goldwin Global Site
Goldwin — Web開発・運用支援(NUXIL)

AIスプリント——まず、動く現物

2026年、NUXILは「AIスプリント」の提供を開始した。完成イメージが固まらないまま数百万円の見積もりに判を押す——その進め方をやめ、1〜2週間・25万円(税別)から、実際の業務で試せる動作環境をつくる。

Phase 01で現物を見せ、触ってから本制作に進むか決める。AIで短期間に形にすること自体は、いまは容易になった。だが「それっぽく動く試作」と「現場で安定して使えるシステム」のあいだには、依然として大きな差がある——設計から開発まで手を入れるから、スピード・コスト・品質を同時に成り立たせられる、とShuji Yamagamiは説明する。

AIは目的ではなく、業務を良くするための手段。NUXILの現場では、AIをフル活用しながら、小さく作って使いながら育てる——そのサイクルが標準になっている。

AIスプリント by NUXIL
AIスプリント — 1〜2週間・25万円から(NUXIL)

エンジニアリングの外側にある問題

「この機能を作ってください」——その依頼だけを受け取って終わる仕事は、Shuji Yamagamiのやり方ではない。なぜその機能が必要なのか、誰のどんな困りごとを解くのか。紙やExcel、属人化したアナログ業務のどこに、本当のボトルネックがあるのか——一緒に探りながら、必要な仕組みだけをつくる。

NUXILの事例には、SaaSのコピペ集計をAIが肩代わりする案件、手書き発注書をAIが読み取り人は承認だけする案件、属人化した顧客対応をチームの力に変える案件がある。どれも、技術選定の前に、業務の構造を見直している。

エンジニアリング観点のみでの問題解決ではなく、根本課題を抽出して、そこから解決につなげる——対応領域の広さは、この姿勢の結果でもある。小規模案件で検証し、大規模案件で本番化する。規模が変わっても、問いの立て方は変わらない。

O-DEと、一気通貫で

O-DEは、ブランディングから事業開発、M&A、Web3までを扱う一気通貫のビジネスパートナー。Shuji YamagamiはEngineering Partnerとして、技術実装とITを活用した事業改革のコンサルティングを担う。

デザインと事業の上流、エンジニアリングの下流——役割は分かれているが、クライアントから見ればひとつのチームとして動く。幅の広さは、一人の万能さではなく、組織としてのカバレッジでもある。

noteでは、AI時代のCMSやセキュリティ、人と人の繋がりについても発信している。技術者としての視点と、経営・現場の視点——両方を持つからこそ、翻訳者として機能できる。

PROFILE

Shuji Yamagami

代表|NUXIL株式会社 / Engineering Partner|O-DE INC.

1990年、福井県生まれ。大学基幹システム・研究機構向けインフラを経て、Webマーケティング会社で開発部署を立ち上げ。2021年、NUXIL株式会社を設立。PayPay、Goldwin、ユニバーサルミュージック、講談社×攻殻機動隊グローバルサイトなど。AIスプリントを提供。O-DE Engineering Partner。

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